信州の池田町には、かつて「池田鉄道」があった。
開業は1926年、廃止が1938年。長野県道51号を通過するばかりで寄り道したことがないので、まったく知らなかった。
結果的に大糸線が通った高瀬川右岸に比して、左岸の池田町は現在もなお地味な印象がある。
古い5万分の1地形図、旧内務省「信濃池田」(明治四十三年測圖昭和五年及同六年修正測圖)の一部、Stanford University Libraries より。
と を結ぶ6.9 km。
なおこの地図では篠ノ井線の山間部もまだ旧道となっている。また北安曇と同様、この筑摩地域も廃村や限界集落が多い。
また生坂村丸山の東部はケスタ群、その西を南北に走る急傾斜な向斜構造とのこと、いたって複雑な地形。