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日銀の個人預金データ

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先だって総務省が発表した2013年の家計調査報告(2人以上の世帯)によると、1世帯当たりの平均貯蓄残高は1,739万円、アベノミクスによる株高の恩恵があったという報道があった。そんなに? と小市民の私は驚いたわけだが。

それとは別に日本銀行は「都道府県別預金・現金・貸出金」という統計データを定期的に発表している。最新のものは2014年2月末、その中に「個人預金」の項目がある。
「個人預金とは、個人名義の預金を指します」と定義してある。ただし「ゆうちょ銀行を除く」ので、参考程度。
これを各都道府県の人口および世帯数(2013年3月31日住民基本台帳)で割ってみる。
私はもう株はやってないが、そういう人のほうが多数派だろうと思われるので。

  

  • 一部が多数を牽引し平均値を引っ張る、という構図は同じだろうが、やはり東京は突出している
  • 相対的にガッチリしていると考えられるのは徳島
  • 「宵越しの銭は持たねぇ」という気質があるのか、九州南部
  • しかし地方ほど郵便貯金の利用者割合が高いはずである
  • 産業構造や地域性などの要因もあるだろう

全国=人口128,373,879、世帯数=55,577,563、預金総額422兆1,518億円。
1人当たり328万円、世帯あたり759万円という計算。

金融広報中央委員会が発表した2013年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、家計が保有する金融資産は1世帯当たり平均1101万円となり、前年より7万円減った。減少は3年連続。保有する株式や債券の評価額は増加したものの、金融資産を保有していない世帯の割合が増えたことなどが影響した・・・
金融資産を保有していない世帯の割合は31.0%と、調査項目として公表を始めた1963年以降で最多・・・(2013/11/7日経)

持っている人は持っているものだが、こういった統計数値には「中央値」や「分母」が何かといった判断基準があるので、そのまま真に受けてはイケナイようだ。