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ホームレス

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政府統計の総合窓口(e-Stat)から「平成29年ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)」が発表されていた(5.23)。
その定義は、法により「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所とし、日常生活を営んでいる者」とされる。
都道府県別の人数をマップで図示。今年1月に調査されたデータ。

社会とは、人のつながりである。家族、友人とか同僚とか、人とのつながりは時に面倒で煩わしく、しがらみにまみれている。
そんなシガラミ、世知辛さや鬼ばかりの世間から解放されたい、自由になりたい、といった願望を時に我々は抱くものだ。
そういう究極的な自由を実現しているのが、ホームレスの人々でもあろうか。

全国のホームレス数(表1)は合計5,534人であり、うち男性が5,168人、女性が196人、不明が170人となっている。(目視による調査のため防寒具を着込んだ状態等により性別が確認できない者を「不明」としている。)

要するにこの調査は当該人物へ接近していない。
できない理由は、当然いろいろ考えうる。

青森県、秋田県、山形県、奈良県、島根県を除く42都道府県でホームレスが確認され、昨年調査と比較すると、47都道府県のうち34都府県で計701人減少、7道県で計18人増加、6県が昨年と同数であった。
また、減少数の多い順に大阪府308人減、東京都76人減、神奈川県56人減、愛知県44人減であった。
なお、ホームレス数が最も多かったのは東京都1,397人であった。次いで多かったのは大阪府1,303人、神奈川県1,061人であった。

地方に少ないのは、縁故の縛りや保護、地域の(世間体)目線、セーフティネットなどのおかげだろうか。
また男性が圧倒的に多いのは、生命力や社交力の違いだろう(女性のほうが強いに決まっている)。
また、どんな男にも堕落志向や破滅志向が意識下に潜在している、と私は睨んでいる。

この調査いわく、総数は年々減っているという。それは結構なことだ。
しかし、精神的なホームレスは、年々増えているのではないか。