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福岡・大分の豪雨

  •  updated:

大分県日田市の盆地の底は、周囲から多数の河川が集中する「求心状河系」の典型みたいなところ(山形県小国町の荒川・横川なども同様)。
日田市夜明の上流あたりが狭窄部(夜明ダムがあるが、これは発電用であって、治水目的ではない)。
ここから筑後川の下流(旧杷木町や旧浮羽町)は、豪雨の場合に水位上昇が急激となってしまう。
大きな被害が出た日田市大鶴地区は、筑後川の支流のひとつ、福岡県東峰村から南流する大肥川に沿っているが、この川は元々、小石原川の源流を争奪している。
また南から日田市へ注ぐ大山川には、地滑りとその河川閉塞と思しき痕跡がある。

色別標高図:  

大石用水、堀川用水といった疏水は、筑後平野を有数の穀倉地帯たらしめてきた。水が豊かさをもたらしてきた。
しかし今回は常軌を逸したようだ。水が災厄をもたらした。
次のような状況が少なくとも3時間以上は続いていたように思う。

rain_fukuoka

決して福岡は天災が多いわけではない。私の郷里は福岡県の北部で今回の雨の影響は受けていないようだが、今回氾濫した彦山川と同じ遠賀川水系なので、紙一重といえたか。

※6日追記:まだ明日7日まで降り続きそうなので、予断を許さない。