大地震の記録

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公開日:2020-06-19 更新日:2020-06-24

「震度」と「マグニチュード」というふたつの規矩では、前者を重視(注視)する人のほうが多いだろうか?
気象庁の震度階級は日本独自のもので、かつては体感および周囲の状況から推定されていたが、平成8(1996)年以降は計測震度計によっているとのこと(気象庁による)。

過去30年間の大きな地震

ただ、震度計が至近にあるとは限らないし、ありていに考えたら谷より丘のほうが、低層階より高層階のほうが、体感では揺れを大きく感じるはずだろうと思う。また、たとえば、同じ震度6でも「危険な地域や住宅」と「大丈夫な地域や住宅」といった個別の差異があると思う。

私の場合「この揺れはいつもの利根川流域震源の2か3か」とか「この揺れは別方面か」とか思ったり、序盤の(下からの)音が聞こえないこともある。さらに「さっきの地震、震度4もあったか?」とか「震度2しかなかった?」といった感覚的なズレを覚えることも、ままある。
速報が出たら、地震の規模を示すマグニチュードと震源の深さも注意して聴く(浅いのはイヤだ)。気象庁を信頼してないわけじゃないが、鵜呑みもしていない。

1990年から2019年までの30年間に日本周辺(23<Latitude<46、122<Longitude<150、ただしロシア沿海州を除く)で起こったマグニチュード6.5以上の大きな地震115件まとめ(データ出典=USGS)。赤はマグニチュード7以上(32/115)。
平成7(1995)年の阪神淡路は7に満たないが気象庁では7.3、震度7が適用された最初の事例。実際に害を被る危険性が高く怖いのは、このクラスだろう。

つまるところ震度とは一律の尺度ではなく、事後に記録として残るメーターに過ぎず、われわれ素人には経験則として残る程度だろうと思う。
プロや専門の人から叱られそうなことを書いたが、誰の身にも降りかかることだから構うまい。
3.11 のとき、揺れの序盤で私はイヤな予感がして誰よりも先に会社の屋上に出たのだが、実に薄情だ。
こちらも参照:9年分のUSGS記録地震速報マップ