地図の度分秒表記と浮動小数点表記

Home » Blog » 地図の度分秒表記と浮動小数点表記, published: 2019-08-14 (updated: 2019-08-15)

かつて北朝鮮のミサイル発射予告にともない、国土交通省が次のような告知を出していた

危険区域(1)35-44-06N 124-30-30E.....

「北緯35度44分06秒、東経124度30分30秒」などという「度・分・秒」による座標表記。
1分は、60分の1度。1秒は、3600分の1度、という角度による表記。
緯度と経度の記述方法には、このほか浮動小数点による表記がある。
かつて私は、恥ずかしながら「北緯35度44分06秒」は「35.4406.....」と同義かと思い込んでいたことがあった。しかし実際に「北緯35度44分06秒」は「35.735.....」という値になる。つまり変換しなければならない。

度 + (分 ÷ 60) + (秒 ÷ 3600)

グーグルマップなどでは常に小数点による表記(世界測地系)を使う。上記のような公的機関の文書から小数点の座標を計算するのは面倒。そこで、簡易なコンバーターを作る。

北緯 南緯 (例:北緯37度25分19秒671)
東経 西経 (例:西経122度05分02秒790)
 

逆に、小数点による表記を、度分秒に換算:

Latitude=, Longitude=   
GPSなどで用いられているWGS84測地系で使用されている子午線は天文台から102.5m東にずれている。WGS84測地系では、GPS時刻を基にした測地系を元にしている。これらの計算において当初GPSの時刻の精度を安定できなかったため、計算によって求められた測地系では位置がずれることになった(Wikipedia)

北緯=51度28分40秒350、経度=0 でグリニッジを見ると、確かに100mあまり、ずれている。
ややこしいのは、小数点表記の場合、南緯や西経はマイナス(負)になる点。

(※2012年12月6日の記事を再録)