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計画中のダム

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30年以上も昔「蜂の巣城紛争」をテレビのドキュメンタリーで見た記憶がある。大分県日田市と熊本県小国町にまたがる下筌ダム建設にまつわる闘争のこと。日田、九重や小国あたりは、よそ者の目には美しい山村であるけれど、ここで起こった史上最大のダム反対運動だった。
程度や時代背景は違えど、今なおこうした公共事業については、紆余曲折や賛否がイロイロとあり、そんな3つの計画中ダムの湛水域をマップに示してみる。

  • 川内沢ダム(宮城県名取市)=重力式コンクリートダム。流水の正常な機能の維持と洪水調節を目的に計画策定中
  • 石木ダム(長崎県川棚町)=重力式コンクリートダム。サーチャージ水位69.8m、常時満水位63.3m、水道用水供給、洪水調節、流水の正常な機能維持が目的
  • 最上小国川ダム(山形県最上町)=重力式コンクリートダム。洪水調節のみが目的だが普段は貯水を全く行わず洪水時にのみ貯水を行う「穴あきダム」。堤頂標高313.0m、サーチャージ水位309.0m

むろん、ここでも建設の是か非かなど意見するつもりは毛頭ない。ダムに限らず、最近ニュースにもなっている東九州自動車道の椎田南IC~豊前IC間の立ち退き拒否の件、かつては成田空港の件、諫早湾干拓の件なども、本質的には通低する。
治山治水や公共の福祉という大義名分と、土地収用法を根拠に押し切るのが常となっているけれども、縮小傾向にある国家にあって、ましてや地方で、将来的なメリット・利益の見積もりが果たして正当なのか否か、答えを出すのも容易でないだろう。

こちらも参照:建設中のダム建設中のダム その2全国のダム

通常国会の後半戦、与野党とも「論戦」というより「幼稚な喧嘩」の様相。とくに岡田、枝野、長妻各氏を筆頭にした民主党は見苦しい。