地図蔵 ▷ 2012年までの記事「野球場の方角」

野球場の方角

(2012年7月 9日)

公認野球規則には次のように記してあります。

1.04 本塁から投手板を経て二塁に向かう線は、東北東に向かっていることを理想とする

It is desirable that the line from home base through the pitchers plate to second base shall run East-Northeast.

これは、打者が投球を見やすいように、という配慮に拠るものだそうです。夕方の陽射しが目に入ると打てませんから。もともとベースボールのルールは打者に有利になっている、と以前書きました
観客席はバックネット裏がメインですから「観客にとっての見やすさ」も関係しているかもしれません。ちなみに、球審は本塁をブラシで掃除する際「バックネット裏に尻を向けてはならない」という不文律があります(ピッチャーに尻を向ける)。

おもな球場の方角を見てみましょう。大リーグでは、概ね上記規定が考慮されているようです。
一方、日本では、打者よりも外野手の守備に配慮した球場が少なくないそうです。相模原や藤崎台で、打者や球審は、日没近い時間帯の投球が見づらいのではないでしょうか?
甲子園などは、駅へのアクセスが優先されているのかもしれませんね。

1.02 各チームは、相手チームより多くの得点を記録して、勝つことを目的とする
The objective of each team is to win by scoring more runs than the opponent.

この野球本来の(攻撃的な)目的からすると、やはり北東方向がいいような気がします。