地図蔵 ▷ 2012年までの記事「子供が減る」

子供が減る

(2004年1月 7日)

★ 私(43年生まれ)の世代は、かつては「新人類」などと呼ばれたりしたのですが、ときどき、「困った人が多いなあ」と思うことがあります。自省を含めて。
★ 特徴として、①権利主義的な人が多い。「○△して何が悪い」と居直るタイプ。同時に「何で俺が」「何で私が」という言い分を多用する。②刹那的・利己的な人が多い。今の生活を楽しみ大事にし、それを邪魔されるのを嫌う。③保身的思考に傾倒する。ドラスティックな変化に弱く、それを嫌う。④他者のために自己を犠牲にするという思考は希薄。など。
★ ところで日本は少子高齢化が加速していて、数年後には人口が減少に向かうそうです。政府や学者などが喧々諤々しています。少子化を食い止めるためにどうすればよいのか、晩婚化を止めるには云々とか、女性が働きながら育児ができる環境を整備して、とかなんだとか。
★ しかし、当の本人達の気質というものを省みてない気がします。結局は、20代後半から30代の人たちの、資質によるところが大きいと思うのですが。
★ 結婚はともかく、子供を持つということは極めてドラスティックな変化です。自分の好き勝手な生活を送るというわけにはいかなくなり、当然自己犠牲も強いられる。子供を持たない理由として「教育費がかかること」が挙げられることが多いようですが、それは口実のような気がする。
★ 「傾向と対策」で受験をやり過ごしてきたせいかどうかはともかく、マニュアルやガイドを重用するのも我々の世代の特徴だと思うのですが(これがないと何もできない、というのがときどきいる)、赤ちゃんや子育てには「How to」がない。赤ん坊と一緒に取扱説明書が産まれるわけでない。そこで育児に難儀する若い親の姿が、よく語られます。
★ もちろん、すべての人がそうではありません。そういう傾向の人が多いように思えます。行政がいくら対策をとったとて、効果はないと私は思います。