地図蔵 ▷ 2012年までの記事「コンビニエンス」

コンビニエンス

(2003年8月16日)

★ 便利であるということは、ものごとの途中のプロセスを省略することができるということだと思うのですが、かえって便利すぎると無味乾燥で味気ない、ということもままあります。
★ 私はどうもコンビニエンス・ストアというものが好きでない。うまく表現できませんが、何かしら、空間がからっぽで無機質な感じがする。現代の、貧困な精神の象徴のような感じがするのです。「何でもアル、揃っている」ことの安っぽさというか。
★ ファーストフードもしかり、「早い、安い、簡単」というところがアメリカ人のように合理的ではあるけれど、東洋の伝統的食習慣とは相反するように思います。おまけに美味くない。数ドルを払って腹ごしらえするなら立ち食いソバのほうがいい。
★ チリにおいてもエンパナーダやピスコサワー、「さるのしっぽ」など伝統的食習慣が徐々にファーストフードに押されていくのは必至でしょう。サンティアゴにはシアトルのコーヒー屋が展開して、成功は間違いないでしょう。
★ 「あれば便利」は「なくても平気」。