地図蔵 ▷ 2012年までの記事「情報のおもて・うら」

情報のおもて・うら

(2003年7月10日)

★ かつて埼玉あたりで自衛隊機が墜落したことがあります。墜落の際に、送電線が切れ、停電が起きました。テレビのニュースでは、「○○市内の××世帯、△△町と■■町の**世帯が停電となっており……」と、丁寧に報道されました。
★ 一見、あたりまえのようなことですが、しかしこれを聞いた米軍は訝った。「なぜそんなニュースを流すのか」と。
★ つまり、敵意をもった第三国、あるいはテロ集団などにとって、これは有り難い情報となってしまいます。「あそこを攻撃すればどの程度のダメージを与えることができる……」と。
★ つまり、国家・国民とその財産の保護保全のためには、流してよい情報と、そうでない情報があります。日本に限らず、世界共通でしょう。国益を守る。おおむね、これは為政者の恣意によるところが大きいと言えるのではないでしょうか。
★ チリにおいても以前から言われていますが、これも当然の情報規制です。あらゆる分野の情報が、真実であったりアジであったり虚報であったりするのかもしれません。しかしそれ自体が問題ではない。解釈は個人の自由。
★ この智利日報では、最初にも申しましたとおり、客観的に、中庸を得たものとなるよう心がけてはいます。が、“特定の分野が欠落している” と感じられたら、つまり、そういうことです。