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北朝鮮が発射するミサイルの弾道の件

  •  updated:

射程距離の描画」の続き。

北朝鮮がグアム攻撃計画を策定し、ミサイルが「日本の島根、広島、高知各県の上空を飛ぶ」ことになると軍幹部が警告したとの報道。
それが予告ならば、北朝鮮の東部(日本海側)から発射、ということになる。
仮に北西部の東倉里から発射すれば、次のように九州の上空を飛ぶことになる。
※Google Maps はメルカトル図法なので geodesic:true としている。よって球体に沿う測地線だから弧を描いているが、グアムにある米軍のアンダーセン空軍基地への実際の最短距離を示す。

仮に東部の舞水端里から発射すれば、鳥取~岡山~香川~徳島の上空を飛ぶ。(北朝鮮の軍事施設等を参照)
北の言う「島根、広島、高知各県の上空を飛ぶ」ならば、日本海沿岸の(潜水艦基地がある)新浦あたりから発射ということになる。
しかし、どこから発射するか分からないから厄介。最近は黄海寄りの西部から発射されることが多い。
マップ上の北の発射地点を動かしてみれば、距離と角度の違いがわかる(フルスクリーン推奨)。

ところが昨夜、北の予告に従い防衛省・自衛隊は島根県(出雲駐屯地)、広島県(海田市駐屯地)、高知県(高知駐屯地)に加え愛媛県(松山駐屯地)に迎撃ミサイル「PAC3」の部隊を配備することを発表。

まさか、北朝鮮の言うことを真に受けるとは・・・
多分に当該県民を安心させるための国内向け政治的パフォーマンスでもあろうけど・・・

アウトコースにヤマを張ってどうする? インコースにも対応できるよう広角打法を採るのが国防ではないか?(自衛隊の駐屯地・基地を参照)

ちなみに東倉里の西海衛星発射場から東京まで約1400km、ワシントンまで約11000km。

尤も、問題の本質はそこではないのだが。