チリ・ワイン : アーカイブ
旧「智利日報」の残滓、飲み干したチリワイン一覧。サンティアゴの地図などはコチラ

再度チリから直送でいただきました生ワインその3。
Bodegas y Viñedos de Aguirre S.A. の一品、ソル・デ・チレ=「チリの陽光」。
個人的には、サンティアゴ以南の地域には何かしらある種の「暗さ」をイメージとして抱いているのですが、産地はマウレ・ヴァレーの「Villa Alegre」という、いたって前向きな名前の村。
2007年ブリュッセル・ワインコンクールにおいてメダルを獲得した銘柄だそうです。概ねメルローは好きなのですが、とりわけこれは呑みやすい一品です。あっという間に飲み干してしまいました。隣の灰皿がイマドキにしてはちょっとナンですが。
さて今日から仕事。といってもウォーミングアップ程度で業を仕舞う。
Google Analytics の集計を見たら、このブログ(および付属コンテンツ)の2008年の年間ページビューは以下のあんばいでした。2007年は100万を超えていたので、絶賛没落中といえましょうか。
(カミサンのブログは逆に200万近くまで伸びているというのに)

カテゴリ別では、Google Maps 関係の閲覧がほとんど。「ワイン」「ユーモア」「乱筆」ネタまで読んでくださる方は残念ながら少ないですが、私としては、そういう方々に、とりわけ御礼申し上げたいと思います。
そして、ジリ貧ながら今年も(投稿の頻度は落ちていきますが)チビチビと呑んで細々と書きなぐっていく所存ですので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

私の個人的な偏見により長らくわが家の禁則であった「テレビゲーム」。ついに子どもたちのほとばしる要望に屈し、クリスマスに Wii を謹呈。しかし好天が続くので子どもを公園など外に引っ張り出している9連休の前半(巣ごもり抵抗勢力)。
本題。またもチリから直送でいただきました生ワインその2。
ドイツ系ワイナリ Aresti 系列の一品、エスピリトゥ・デ・チレ=「チリ魂」。
深く濃い赤、カシスや野の果実のまろやかな味。飲み手を選ばないと思います。
さて、これまで呑んできたチリワイン100銘柄のレジメ: Casillero del Borracho。このうち最も繰り返し買って呑んだのは、おそらく Anakena Carménère(No.45)。
わが肝臓に Salud。
※以下のうち約30本ほどはチリから直送いただいたもの。Sさん、いつもありがとうございます。

またもチリから直送でいただきました生ワインその1。タルカの町のワイナリ、Casa Donoso の一品。チリ共和国の独立200周年が2年後に迫っている=ビセンテナリオ=200年。
チリワインのカベルネとしては異質の味。野趣あふれるマッチョな苦味、男性向きかなという印象。ステーキとか、パワフルな料理に適する美味しい一本でした。
さて、録ってあった黒澤明の『乱』を(たぶん20年ぶりくらいで)見たが、昔ほどには感じるものがなかった(感動する能力が衰えた、という面もあるかもしれない)。仲代達矢さんは好きなのだけれど。
ことしNHK-BSが黒澤作品をずっと放送したなかで、見たことのなかった『隠し砦の三悪人』と『天国と地獄』が良かった。藤原釜足という俳優さんも。
きのう日曜の「NHKスペシャル」で、BMI(Body Mass Index)のことにふれていた。
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出される体重(体格)の指標が、BMI。
この値が22ならば理想体重だとのこと。

しかし「肥満」や「やせ」の判定基準は、国により機関により、揺らぎがあるらしい。オムロンのサイトでは、
18.5以下=やせ、18.5から25=普通、25以上=肥満
としていた。
また番組では、たとえ「普通」の数値でも、日本人の場合は糖尿病の発症が多いと言っていた。オソロシイ。
さて「120(Ciento-Veinte)」シャルドネ2007年。ワイナリは老舗のサンタ・リタ、取扱いはサッポロビール。近所のスーパーで(たぶん)1260円。
たいへん甘いので、お父さんは苦手。料理酒として生きていってもらうことに。
ところで「ワインは糖尿病によい」という風説もあるそうですが、なんとなくウソっぽい気がする。

11月3日は文化の日、憲法公布の日。しかし「文具の日」でもあるそうで。そんで11月22日は「いい夫婦の日」、10月第3日曜日は「孫の日」だとか、業界の魂胆による「ナントカの日」「カントカの日」が多すぎて何がなんだか。ハロウィンにしても違和感のほうが大きいのですが。
チリ第6州のコルチャグア(Colchagua)地方、サン・フェルナンドの西約35kmのパルミージャ(Palmilla)のワイナリ Viña MontGras、ソレウス・ソービニオン・ブラン。しかし「cuyas uvas provienen de Los Guindos, Melipilla al oeste del Valle del Maipo y a sólo 50 km de Santiago...y se manejan orgánicamente」、マイポの西、メリピージャのオーガニックな品種を使っているとの由。
MontGras のワインは3年前に失敗したので、その後ずっと手を出しませんでした。しかもなお6年も前の「ベストチリワインプロデューサー受賞」を謳ってどうする、という感じがしないでもない。
たいへんスッキリあっさりで、酒に不慣れな女性に善いのではないでしょうか。しかし呑み助のお父さんには物足りないでしょう。
で、この過敏なまでに健康・エコロ志向のご時世、時流に抗う不健康オヤジのために、10月1日は「日本酒の日」、毎月20日は「ワインの日」、1月13日は「たばこの日」など、ステキな記念日もあるそうで(負けてない)。

「120(Ciento-Veinte)」カベルネ2007年。ワイナリは老舗のサンタ・リタ、取扱いはサッポロビール。近所のスーパーで1260円でした。
電車内で広告ビデオを見たとき、何のことかと思った。「チリ独立戦争時にサンタ・リタ社創立前のワインセラーで120人の革命兵士達をかくまった」ことに由来するそうで。ペドロ・デ・バルディビアの兵隊のことか。
スーパーの帰り、鋭角に左折する所で鉄柱みたいな奴で車の左ドアをこすってしまい、凹む(ドアも私も)。よって初めて保険の世話になることに。運転がヘタなうえに性格も雑なので仕方ないが。
この局面、微妙な心理が働いている。
ふだんは妻子が同乗しているので、緊張感をもって運転している。今日は単独だったので、気の緩みがあったに相違ない。
おまけに「・・・ここでアクセルを踏んだら当たるかなぁ? 当たっちゃうかなぁ? でも踏んじゃえ!」みたいな、「えぇい!」と当たって砕けてしまう男の馬鹿げた幼児性が、いかにも悲しい。
ところで Flare のサンプルを書き換えてみようと思ったが挫折。フラッシュも飽きてきた。
「Smoke」は、本日の私の心象風景に近い。

「アドベ」カベルネ・レセルバ、2007年。ワイナリは新興の Santa Emiliana、取扱いはサントリー。近所のスーパーで約1300円。
「100%有機ぶどう」を謳っている。けれどメラミンもメタミドホスもヘッタクレもお構いなしの呑み助には関係ない。
今週の思考:「お買い上げありがとうございます」
私の知る限り、欧米諸国は軒並み「売ってやる」「買わせていただく」文化の国が多い。総じて売り手のほうが買い手より立場が強い。売ったら売りっぱなしで、たいがいアフターケアというのが悪い。
たとえば米国車が日本市場で成功しないのは、車体や燃費だけの問題ではないと思う。ウォルマートが西友の経営でうまくいかないのは、このへんの思想の相違も一因だと思う。また北欧から進出している家具屋「IKEA」に一度だけ行ったことがあるが、買い手としてやらされることが多く、疲れる(もう行くことはないと思う)。コーヒーのスタバは、いかにも米国的な「健康さ」を強いて喫煙者を排斥する。ドトールは分別で受容する(だから私はドトール派)。
このへんの外国企業には、日本の「お客様は神様です」的なホスピタリティの躾(ないし商習慣)が欠けている。日本は反対に「お買い上げいただく」「買ってやる」文化の国。総じて買い手のほうが売り手より立場が強い。「サービス」の対価としての「チップ」といった割り切り・区切りの思想も、日本にはない。
ヤフーは、日本ではソフトバンクの連結子会社として運営されているから日本人の商いに慣れている。一方でグーグルは現地法人としての日本オフィスだから米国式。その相違もシェアの差に出ているように思う。
今週のニュース1:星野氏WBC監督に内定
「マジかよ冗談じゃネェよ!」と悲嘆したプロ野球選手が少なからずいたことだろう。
今週のニュース2:後期高齢者医療制度・督促状
「マジかよ冗談じゃネェよ!」と悲嘆した75歳以上のご老人が少なからずいたことだろう。
今週のニュース3:こんにゃくゼリーで乳幼児の窒息事故続く
「マジかよ冗談じゃネェよ!」と悲嘆した赤ちゃんが少なからずいたことだろう。
今週の単語:「直葬(ちょくそう)」
「通夜や葬式を行わず、少人数が火葬場で故人に別れを告げる弔い方のこと。最近は家族だけでの葬儀を含め、簡素なおくり方を望む人が増えているという(17日・日経夕刊)」
コレ希望。私は、あまねく冠婚葬祭の類が苦手なのだけれど、もし自分が当事者となった日にゃ、周囲に手間を煩わせることなく始末してもらいたいものだ。
いつその時が来るか分からんので、ここに明記しておけ。

「マプ」カベルネ、2007年。マプーチェの「マプ」、近所のスーパーで約1300円。ワイナリは Baron Philippe de Rothschild、エノテカ(株)の取扱い。
"Producido y Envasado en Chile" の表記アリ。相対的に苦味・渋味が強くてオヤジ向きか。私は日本酒でも焼酎でも辛口が好きなので、こういうワインも好む。
おまけ、PaperVision3D の Sphere を使ってみる。コチラのサンプルコードに倣った。
地軸を23.4度傾けリアルに回転させようと思ったものの、コードの書き方が難しくてできない。下のフラッシュにカーソルをあててキチンと廻せた人、エライ。
※なぜか子どもはこういうのが好きらしい。

ポイントの件
Microsoft Word などワープロソフトは、文字の大きさの単位に「ポイント」がデフォルトで使われる。組版で伝統的な(または旧態依然の)方式だからか。
私の場合、日常的に Illustrator などで「級」を使う。
1ポ=0.3514ミリ (10ポ=3.514mm)
1級=0.25ミリ (10級=2.5mm)
というふうに、Qのほうが計算が易いし、複合的な要素が入り組むパソコン上では便利。紙媒体では、もはやQのほうが多数派。
なのに、Google Docs などもそうだけど、なぜ「ポイント」に固執しているのだろう?
欲しいモノがない件
金欲、物欲、功名心、名誉欲などといったコトバは、一般に悪い意味で捉えられる。
しかしこれらの欲望は人間を成功へ導く推進力でもある、という側面もあるのはまちがいない。
大臣の椅子に座る種類の人たちをみると、特にそう思う。
逆に欲がなさ過ぎるのもイケナイ。私自身の小市民的な淡白さを顧みて、つくづく思う。
きっと今夜の古舘伊知郎はこれみよがしに赤い羽根をつけるであろう件
駅の改札を出たら、ズラリと並んでシュプレヒコール
赤い羽根共同募金にご協力お願いしまーす
と子どもに言わせるのは姑息のような気がしてきた。中央共同募金会というのは厚生労働省の所管にあるらしく、官僚の天下り先であろうことを想像すると癪に障る。それでも、善人の顔をして小銭を差し出すべきなのか。実際に募金をして、「いいことをした」という気持ちになったためしがない。
どうも職業柄、ものごとをナナメから見てしまうこの悪い癖。
着こなしの件
息子が9歳になった。ついこの間まで赤ちゃんだったのに。
3年生にもなると体力が余ってくるので、野球チームに入ることに。しかしオヤジには経験がないので、あのストッキングの履き方が判らなかった(長年の謎が解けた)。
テキスト抽出の件
PowerPoint を持ってないのに .ppt ファイルをもらってしまう。
Viewer で開き、Acrobat Distiller で PDF にプリントしてしまえば文字を抽出できるという事実を覚書。
3歩あるいても忘れるな。
ヨッパライの件
本題、上の画像はサンタ・アリシアのシャルドネ。横浜・青葉区某所で1050円。

肝臓強化週間 #3、サンタ・アリシアのメルロー。聞いたことがない。1954年創業ということなので比較的新しいワイナリか。横浜・青葉区某所で1050円。
さて、娘が11歳になった。ついこの間まで赤ちゃんだったのに。その成長にひきかえ、オヤジはこれでいいのか? という焦燥感も否めないが、子どもに教えられることも多い。
5年生にもなるとパソコンの授業があり、娘は授業で、先生から「検索力ありませんねぇ」と努力を促されたことがあるらしい。
しかし敢えていえば、「検索力」など問題ないし、少なくとも子どもには必要ない。
大切なのは、情報の収集それ自体よりも、それら情報の山から取捨選択し、要・不要や真贋を見極める眼力・洞察力や判断力のほうだろうと思う。スキル云々以前の、そこに入り込む資質を養うのが肝腎ではないか。
実際、ヤフーだろうとグーグルだろうと、使ったところで子どもに(善い)智恵がつくということはあり得ない(むしろネット世界には悪知恵を働かせているオトナのほうが多いのだから)。
極端にいえば、子どもにとってパソコンやネットは「あれば便利」だが「なくても平気」だと私は考えている(大部分の大人にとっても、なくてはならないというほどのものではない)。
私らの世代は、アナログのプロセス(・・・辞書をひく、辞典で調べる、大人に訊ねるといった皮膚感覚のもの)を経験的に知ったうえで、デジタルを使いこなしている。
アナログあってのデジタル、はじめにアナログありきであるべきだろうと思う。
まず子どもには、紙とハサミを使う、本のページをめくる、友達と遊びあるいはケンカする、土に触れ動植物に触れる、そういった基礎事項を等閑にしてまで、パソコンやネットなんぞに主体的に関与させる必要などないと思う。
さいわい娘は、料理やビーズ細工などをことさら好んでいるけれど、いずれ将来はパソコンやネットに触れざるを得ない時期が来る。
そのときのために、オヤジとしては、技術的・技能的に常に子供よりも先んじておかないと、示唆を与えることも難しくなるかもしれないと思う。
・・・それで書いているのがこの与太ブログ、というのが大いに問題だけれども。
肝臓強化週間 #2、代表的チリワイン銘柄カシジェロ・デル・ディアブロ、そのカベルネ2007。
これは、先般のラウタ郎氏の記事にシンクロします。

外観の具体的な相違点=チリ国内品はラベルがスペイン語。日本国内販売品は英語。ナダマス。たぶん。
中身の相違点=ない、とは言い切れないかも。
裏に "Produced and Bottled in Chile" と書いてあり、その上に日本語のシールが貼ってあります。
最近の私は、"Bottled in Chile" あるいは "Embotellado en Origen" といった表示の有無を、ワイン選択の際のポイントとしています。日本国内で買える品の中では無難な一本。
しかし。ワイナリ自らが "Cosecha Histórica"、"グレート・ヴィンテージ" などと謳うのは如何なものか? 来年になって「2008: 普通の出来です」と言うワケにも参らないでしょう・・・営業的に。
チリワインも群雄割拠で、コンチャ・イ・トーロでさえシェアを落としているのかな? とか想像しました。
一方で、ちっとも日本市場に顔を出さない Cousiño Macul のような名門もあるし。
ちなみに今回は大和市の某スーパーで購入、約1,500円。陳列棚に2本あって、1本がコレ、もう1本は2005でした。微妙な陳列と申せましょうか。
このカシジェロ・カベルネについては3年以上前にいちど書きました([No.3])。その後も度々買っているので、ヴィンテージは2004も2005も2006も呑んできたはずですが、相違など分かるわけがありません。
しかし「グレート」などと書かれてしまうと、一種の催眠効果か、ふだんより美味い気もしないでもない。パスタとエンパナーダに合ったからかもしれません。
ただし、Cono Sur の Pinot Noir 2007(日本国内用)は、アレですね。ヴィンテージの違いがてきめんで、ファンタ・グレープみたいに薄かったです。

90本目のチリワイン。かたやイチローは8年連続200本。やっぱりスゴイ。何かズレてますか? そうですか。
戦時に南方へ出征した私の祖父は、米粒ひとつ残さず食べ終えた御飯茶碗に(湯呑でなく)、お茶を入れてよく飲んでいた。
孫の私はというと、ワインをワイングラスではなくコップでガブガブ呑んでいる。麦茶を飲むように。DNAの影響だと思う。品がないかもしれないが。
「パヌール」、間の抜けた語感と響きが脱力的(今回は日本国内販売品)。これ見よがしに「金賞」という首輪みたいなのがついていた。横浜・青葉区某所で1200円、お茶のかわりにまた買うと思う。ワイナリはViñedos Errázuriz Ovalle。
ところでカベルネは、翌朝の雲古が柔らかくなる。なりませんか? そうですか。
20日から26日は動物愛護週間なのだそうだ。ペットとかクジラとかに対して、傍目に見れば異常なくらい愛情を注ぐ団体の人たちがいるけれど、「畜生に対するその愛情を隣人に注いだらどう?」と申し上げたくなる。私は「肝臓強化週間」とする。ヘンですか? そうですか。

今年もまたチリから直送でいただきました生ワインその3。
2年前の Tamaya は Cabernet Sauvignon 2003 だったけれど、今回は Merlot - Cabernet - Syrah 2005。メルロー、カベルネとシラーのバリエダ・・・と書き写しても、繊細な相違は分からない。Viña Casa Tamaya S.A.の品。
日本でも、Tamaya ワイン専売の店があるらしい。
北島康介選手の実家は肉屋さんらしい・・・と聞いて、メンチカツと呑んだら合うだろうなぁと思った。日の丸の健闘を見ながらのワインはまた美酒。スゴイですよ北島選手。
余談。私は中国の人々に対して特別の感情は持たないけれど、江沢民と中国共産党は好かない。観衆のマナー云々は、仕様がないのかな、と思う。
ひねもすテレビでオリンピック観戦。北京といえば
- 日本円で100円あればホテルに泊まれて
- HITACHI 冷蔵庫の冷凍室より寒くて
- なのに幼児のズボンはみな股間に穴が開いていて
- 若い娘さんが「ふんっ」と手鼻をかんで
- 若い娘さんが「くぁーっ ぺっ!」と道端に痰を吐いて
- ソ連大使館の前にはビザ申請の欧州人が佃煮のように並んでいて
- 100元の兌換券がブラックマーケットで120人民元くらいに両替できて
- 天安門の毛沢東肖像が前門から見えないくらい空気が汚くて
- つまりそのくらいでか過ぎる
といったネガな記憶しかない(1990年のこと)。・・・それが何だ、この変わりようは?

今年もまたチリから直送でいただきました生ワインその2、ビーニャ・マールの Reserva Especial Cabernet Sauvignon 2006。カベルネだけでなくメルローとシラーのバリエダ・・・と書き写しても、繊細な相違は分からない。
4月後半(ということは秋口に)、1ヘクタールあたり5~6トンの収穫・・・というようなことが書いてあった。甘くもなく辛くもなく、咽喉越しスッキリなので、ザルのように胃袋に流れ込みます。それでいて翌朝まで残ることもない。
かつて 「寒さと空腹と孤独は我が人生の敵」 というパトラッシュ的な私の人生観を書いたけれど、昨今の状況を鑑みてこのたび改訂。
暑さ、寒さと空腹は我が人生の敵
エアコンなしでは生きていけないカラダになってしまったわ
チリから直送でいただくワインは本当に美味しい。他方、日本国内で売られる輸入品は、当たればいいが、外れたら悲惨。
この、チリ国内向けワインと(日本向け)輸入販売品との差異について、先の件など、たびたび疑念が拭えないので、「酸化防止剤」、「防腐剤」について少し調べてみたメモ。
「酸化防止剤」は伝統的に使われていて、ワイン製造中の酸化劣化(風味の腐敗・変色)を防ぐ、雑菌繁殖を防ぐ、亜硫酸塩がポリフェノールと結びつくことで赤色色素を果皮から溶け出しやすくする、発酵段階で発生するアセトアルデヒド臭を防ぐ、瓶詰め後の急激な酸化劣化を防ぐ、といった効果があることから、「これがないとワインは造れない」という考え方もあるらしい。
酸化防止剤(亜硫酸塩)の使用基準は、フランスでは「1リットル中0.45グラム以下」、日本はより厳しく「1リットル中0.35グラム以下」と食品衛生法で決められているとのこと(チリについては判らない)。

・・・ということは、味の違いの原因は、こうした添加物に因るものではないということか。
とりわけ私が憤慨した2年前のCono Sur の件などは、どう説明したらいいのだろう? 同じワインでも、チリ国内向けと日本向け輸出品では、比較が難しい。日本は添加物等を明示しなければいけないが、チリの国内法ではそうした規定はないようで、どのワインにも明記されてはいない。
すると味の劣化原因として考えられるのは、品質管理か。
たとえば「Embotellado en Origen」(瓶詰めは生産者において行ってますよ)などと明記されたワインであればいいが、タンクや樽で定温管理されず何週間も船に揺られ輸送されたなら、日本に到着した時点で品質が劣化している惧れも高いだろうし、さらにそこで手心が加わることがないこともないだろうし。
尤も、私の体質に因る部分もあるかもしれない。私の場合、例えばうっかり外食でグルタミン酸ナトリウムを過分に摂取したら胸焼けするなど、不味いケミカル成分に対して過敏に反応するところがある(だからファーストフードやジャンクフードに手を出さない)。
また、亜硫酸塩には毒性もあり、頭痛を誘発するらしい。また亜硝酸塩も頭痛の原因になるという説があるらしい。私は元々偏頭痛もちだけれど、確かに、てきめんにズキズキくる銘柄がまれにある。てきめんにハラにピーとくる銘柄もまれにある。
しかし現代生活でこうした食品添加物を摂取せずに済むわけがなく、オノレの耐性を強化するより仕方がない。ましてや偽装ばやりの昨今、猜疑心も強まるが、仙人にはなれない。
おそらく私が年間に飲むワインは60~70本くらいだけれど、肉体と精神の酸化も防いでくれていると思う。たぶん。呑み助の御都合主義的解釈ということで。