Symphony No. 4 in E minor, Op. 98

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音楽の曲には「カヴァー」というのがよくあるけれど、それが「オリジナル」を凌駕することはまずない。
クラシックの場合「オリジナル」はないけれど、聴き慣れた演奏が自身の感覚の中で「スタンダード」化してしまう。
(ミュージシャンによって、ライブで「Record」を忠実に再現しようとする人と、自由にアレンジする人とに分かれ、リスナーの好みも分かれるという点に通底するかも)
私の場合、特にブラームスの4番は、カルロス・クライバーのグラモフォン盤(ウィーン・フィル)が聴覚に染み込んでいて、他の指揮者やオーケストラの演奏を受け入れられない。
同じクライバーでも下のバイエルン響盤は、重く硬く感じられて仕方ない。

ゆうべ「N響アワー」で、ネヴィル・マリナー指揮NHK交響楽団によるブラームスの交響曲第4番を聴いた。けれどやはり違和感は拭えなかった。どうしてもクライバーのウィーン盤がいちばんいい。ほとんど「刷り込み」状態になってしまっている。

ところで池辺晋一郎氏のトボケたオヤジギャグも素敵だったけれど、現在の解説者・西村朗氏の説明はとても分かりやすい。
ブラームス自筆譜には冒頭に三つの和音があり、結局それを消していたとは知らなかった。

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