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チリ国内向けと日本向け輸出品の相違
チリから直送でいただくワインは本当に美味しい。他方、日本国内で売られる輸入品は、当たればいいが、外れたら悲惨。
この、チリ国内向けワインと(日本向け)輸入販売品との差異について、先の件など、たびたび疑念が拭えないので、「酸化防止剤」、「防腐剤」について少し調べてみたメモ。
「酸化防止剤」は伝統的に使われていて、ワイン製造中の酸化劣化(風味の腐敗・変色)を防ぐ、雑菌繁殖を防ぐ、亜硫酸塩がポリフェノールと結びつくことで赤色色素を果皮から溶け出しやすくする、発酵段階で発生するアセトアルデヒド臭を防ぐ、瓶詰め後の急激な酸化劣化を防ぐ、といった効果があることから、「これがないとワインは造れない」という考え方もあるらしい。
酸化防止剤(亜硫酸塩)の使用基準は、フランスでは「1リットル中0.45グラム以下」、日本はより厳しく「1リットル中0.35グラム以下」と食品衛生法で決められているとのこと(チリについては判らない)。

・・・ということは、味の違いの原因は、こうした添加物に因るものではないということか。
とりわけ私が憤慨した2年前のCono Sur の件などは、どう説明したらいいのだろう? 同じワインでも、チリ国内向けと日本向け輸出品では、比較が難しい。日本は添加物等を明示しなければいけないが、チリの国内法ではそうした規定はないようで、どのワインにも明記されてはいない。
すると味の劣化原因として考えられるのは、品質管理か。
たとえば「Embotellado en Origen」(瓶詰めは生産者において行ってますよ)などと明記されたワインであればいいが、タンクや樽で定温管理されず何週間も船に揺られ輸送されたなら、日本に到着した時点で品質が劣化している惧れも高いだろうし、さらにそこで手心が加わることがないこともないだろうし。
尤も、私の体質に因る部分もあるかもしれない。私の場合、例えばうっかり外食でグルタミン酸ナトリウムを過分に摂取したら胸焼けするなど、不味いケミカル成分に対して過敏に反応するところがある(だからファーストフードやジャンクフードに手を出さない)。
また、亜硫酸塩には毒性もあり、頭痛を誘発するらしい。また亜硝酸塩も頭痛の原因になるという説があるらしい。私は元々偏頭痛もちだけれど、確かに、てきめんにズキズキくる銘柄がまれにある。てきめんにハラにピーとくる銘柄もまれにある。
しかし現代生活でこうした食品添加物を摂取せずに済むわけがなく、オノレの耐性を強化するより仕方がない。ましてや偽装ばやりの昨今、猜疑心も強まるが、仙人にはなれない。
おそらく私が年間に飲むワインは60~70本くらいだけれど、肉体と精神の酸化も防いでくれていると思う。たぶん。呑み助の御都合主義的解釈ということで。
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