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[No.87] Aresti - Cabernet Sauvignon 2006

aresti

セキュリティ・アップデートを含むというので Movable Type を4.01から4.13にアップグレードしたら、またシステムが肥大化している。やんぬるかな。

さて、評論家の川本三郎氏は、「男の美学」「独断と偏見」「生きざま」「癒し」といった言葉を使わないのだそうだ。
なるほど評論は客観に従わなければならず、また「死に様」はともかく「生きざま」という言葉はおかしい。

分子生物学者の福岡伸一氏もまたそれに倣い、「うまく言えないのだが」「言葉にできないけれど」「筆舌つくしがたい」といった言い回しを決して用いないそうだ。

私の場合、「努力」「忍耐」のほか「気合い」「精神」とかいった言葉を好まない。べつにプロの書き手ではないし糞ブログだから、そこまで気にする必要もないが、おとなである以上、少しの矜持も示したいとは思う。が、これまでの記述が下品すぎて取り返しがつかない。
酒の味を表現するにしても、グルメ番組の芸能人のように演技できない。

今年もまたチリから直送でいただきました生ワイン、Aresti Cabernet Sauvignon 2006。
このワインの場合、香りは乾いたブドウの皮のようであり、味もまた salvaje というか、野趣的で個性が強い(・・・比喩にならない。味覚を言葉で表現するのは至難の業だ)。

Aresti 家は1951年にクリコ谷に入植しワイン生産を始めたというから、チリのワイナリとしては古くもなく新しくもなし。鰯のマリネと呑んだら、とても美味だった。カミサンは、わざわざチーズを出した。
もしも輸入品として販売されたなら、防腐剤等のケミカルな影響を最も受けやすい種類のワインかもしれない(そのいい例が、国内販売される Cono Sur のオーガニックなど)。


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