このコンテンツを表示するためには、無償の Adobe Flash Player が必要です。ダウンロード

« Ladrón (2)    東京メトロ副都心線の路線図 »

[No.83] Alba de Domus 2005

| Category=チリ・ワイン | Comment

Lo que la pequeña Momo sabía hacer como nadie era escuchar. Eso no es nada especial, dirá, quizás, algún lector; cualquiera sabe escuchar.
-Pues eso es un error. Muy pocas personas saben escuchar verdad.

小さなモモにできたこと、それはほかでもありません、あいての話を聞くことでした。なあんだ、そんなこと、とみなさんは言うでしょうね。話を聞くなんて、だれにだってできるじゃないかって。
でもそれはまちがいです。ほんとうに聞くことのできる人は、めったにいないものです。

alba-domus

酔って「オレの話を聞け!」と言いつつ他人の話は聞こうとしない全国720万(推定)のヨッパライお父さん! 飲酒の時間です「アルバ・デ・ドムス」。

2年前に呑んだのは Cabernet だったと記録しているけれど、今回のは、なんにも書いてない(とにかく赤)。

サンティアゴのペニャロレンにあるワイナリ Viña Quebrada de Macul。合同酒精(株)の輸入、山信商事(株)の販売。近所で2,580円。

冒頭は『モモ』(岩波書店)から。スペイン語版は、チリに住んでいた1993年の4月に、プロビデンシアの Paseo Las Palmas にあった Sol y Luna Libros で買ったもの。
ミヒャエル・エンデは、「El tiempo es oro(時は金なり)」という現代的思潮に対するアンチテーゼを、すでに1973年の時点で(しかも児童書に)書いているところがスゴイ。

Pero el tiempo es vida, y la vida reside en el corazón. Y cuando más ahorraba de esto la gente, menos tenía.

けれど、時間とはすなわち生活なのです。そして生活とは、人間の心の中にあるものなのです。 人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそって、なくなってしまうのです。

飲酒は、不健康でなおかつ時間をドブに捨てるようなものかもしれないが、それを嗤う人は少ない。
さあ、今日も時間の無駄遣いをしましょう。

ende-momo

« Ladrón (2)    東京メトロ副都心線の路線図 »