« 日本チリ修好110周年 [No.46] Luis Felipe Edwards: Carménère (2004) »
Doctor
Doctor, ¿Ud. cree que podré vivir 40 años más?
- Depende.¿Ud parrandea con sus amigos?
No, doctor.
- ¿Bebe?
No, doctor.
-¿Fuma?
No, Doctor.
-¿Tiene pareja?
No, Doctor.
- ¿Sale con amigas de farra?
No Doctor.
¿Y para qué carajo quiere Ud. vivir 40 años más?
「先生、私はあと40年生きられると思われます?」
「あなた次第。友人と騒いだりしますか?」
「いいえ」
「酒を呑みますか?」
「いいえ」
「煙草を吸いますか?」
「いいえ」
「パートナーはいますか?」
「いいえ」
「仲良しの女性と出かけたりは?」
「いいえ」
「じゃ何のためにあと40年も生きたいのです?」
★ チリのカテリーネさんによる。これは「Chiste(こばなし)」というよりも、ずいぶん示唆的。
専売公社がバックになっているPR原稿をうっかり引き受けて、閉口したことがある。いざ原稿を書こうとして、依頼書を読んでみると、「婦人に喫煙をすすめる印象を与えるもの」は書いてはいけない、という項目がある。
子供のころ、私の母親はとてもきれいな喫い方で、タバコを愉しんでいた。それがもう四十年以上昔のことである。(中略)
なぜいけないのか、理由をたずねてみると、そういう原稿が活字になると、オシャモジ主婦連から抗議がきて、うるさいためだそうである。
まったくあのババアどもは、なにを考えているのか。
★ 吉行淳之介『贋食物誌』(新潮文庫)の中の「タバコ」というエッセイの一節。だから「私の母親」とは吉行あぐりさんのこと。
★ 昭和40年代終わりごろの執筆。30年経った今もたいして変わりない。たびたび書いているけれど、「健康」こそ至上で「タバコ」は憎き害悪、とでもいうような風潮を、私は苦々しく思う。偏重した潔癖志向とその思考自体のほうが、実に不健康に見えるのですが。テレビや雑誌の健康情報なども、私はあまり真に受けません。
★ 素性の知れぬ食材が詰まっているコンビニ弁当が消費され、外食産業の多くが冷凍食品をごっそり用いる今の日本で、「グルメ」が流行るのも滑稽なもの。・・・メシは楽しく食い、酒は気分よく呑み、タバコは旨く吸う。それで善かろうに、と思います。
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